2023/02/16
ポップンミュージックのコントローラーで今回の改造を行う場合の注意点や対処法をまとめた記事を書きました。
適当に色々書く記事その12に書かれています。
今回の内容
こんにちは。
私は、PS2やドリキャスでアケコンを使ってSTGをプレイしています。
しかし、レバーがとてつもなく使いにくい。
で、STGプレイヤーにお馴染みのセイミツレバーに交換しようとしても、複数あるアケコンのレバーを交換していたらお金がかかります。ボタンも交換するとなると尚更です。
更に、アケコンの加工が必要な場合もあります。
ということで今回は、コントローラーを複数機種で使いまわせるようにしました。
準備
まずアケコンを購入します。
元々のレバーからセイミツレバーに交換しました。LS-32というレバーです。最初は短いなぁと思ってたのですが、慣れてくると結構使いやすい。
未改造だと三和レバーしか取り付けられないアケコンだったのですが、購入時にジョイスティックベース(SEベース)を選べたので、未改造でセイミツレバーを取り付けることができました。ものすごくありがたい。
ここからがメイン。
アケコンから基板を取り除き、ダイソーで買ったプラスチックのケースに格納します。
次にパーツを購入します。
改造に使うパーツは、トップスさんで購入できます。
以下必要な材料です。
・コントローラー(対応させる機種分。私は360とPS2のアケコンを用意)
・フラットケーブル12芯(1機種につき最低2m必要) 1m438円
・カードエッジコネクタ56P(三和、セイミツどちらでもいい。セイミツ製だと逆差し防止ピンが使えなくなる)1枚308円
・エッジコネクタ(ソケット)56P 1つ1001円
・スミチューブST-2(フラットケーブル2、3mにつき1mくらい)1m110円
今回は、自宅アーケードゲーマーにお馴染みのハーネス作成に使う材料で作りましたが、この辺は自由で構いません。
私は、大きくて差し替えやすいと思いハーネス作成に使うコネクタにしました。
ケーブルとスミチューブが家にある方やスミチューブ使わないという方は、KVCLab.さんの方で購入すると安く買えます。エッジコネクタ(ソケット)は、中国製でも気にしないという方は300円くらいで購入することができます。
次に必要な道具です。
・はんだごてなどのはんだつけに使う道具
・ドライバーなどのアケコンの分解に必要な道具
・ケーブルの被覆を剥ぐ道具
改造開始
まずは、コントローラーを分解し、基板を取り出しましょう。
取り出した基板はプラスチックケースにしまっておいてください。
次に、ピンアサインを考えましょう。
わかりやすければ何でもいいです。私はレバー、ボタン、GNDの順番にしました。
ただし、穴が開いている部分は表裏繋がっています。片方に既に線を接続しているのに別の線を接続しないように注意しましょう。
次に、コントローラーと基板をコネクタに接続していきます。
人によって基板が多くなるかコントローラーが多くなるか変わると思いますが、少ない方にコネクタのメス(エッジコネクタ(ソケット))を繋ぐとお金の消費を抑えられます。私は、基板側をメスにしました。
KVCLab.で中国製のエッジコネクタを買った人はあまり変わらないと思うので、自由にしていいと思います。
考えたピンアサインを元に接続していきます。
手順は、
1.フラットケーブルを切断し、被覆を剥ぐ。
2.片方を基板に接続する。または、元から基板に接続されているケーブルを切断し、ケーブル同士を繋げる。
3.もう片方をコネクタに接続する。メスに接続する場合は、はんだ付けする前にスミチューブを通しておきます。
これをひたすら繰り返していきます。
そして出来あがったものがこちら。
アケコンの元からあったケーブルをそのまま使ったらオス側のケーブルが短くなってしまい、接続しにくくなってしまいました。次回からは気をつけたいです。
最後に、プラスチックケースに穴をあけて基板に接続したケーブルとコントローラーのケーブルを出します。
出したものがこちら。
接続し終わっても動かなければ意味がありません。動作確認をしましょう。
動いたら、また別のコントローラーから基板を取り出し、はんだ付け作業をし、コントローラーと接続し、動作確認をします。
まとめ
私の場合は、今回の改造により、画像に写っているアケコンが360とPS2で使えるようになりました。
今後はドリキャスにも対応させ、PS2版のポップンやギターヒーローのコントローラーを360に接続できるようにする予定です。
ちなみにPS2版弐寺の専コンも繋げるために調べましたが、無理そうでした(PS2の基板に繋がないと皿の処理を行えないため)
複数ハードを持ってない人からしたら意味がない改造かもしれませんが、逆に持っている人にとっては良い改造なんじゃないでしょうか。
次回はハーネス自作してアーケード基板動かす記事になるかもしれないし、ならないかもしれない。