適当に色々書くブログ

曜日不定12時半投稿。2000年生まれのゲーム好きが適当に色々書きます。

適当に色々書く記事その24 Arch Linuxで(主にインストールとGUI、日本語環境構築時に)困ったこと

こんにちは。

 

前回までは、1983年に発売されたMSXという古のパソコンの記事を連続で書いていました。

今回は、1983年の40年後である2023年9月に更新されたArch LinuxというOSをパソコンにインストールした時に、これのせいで長時間悩んだという部分を紹介し、私のように腰が壊わないようにしてもらおうという記事です。

 

 

今回使用したPC

Dell OptiPlex. 3020 SFF (駿河屋で1480円くらいで買った)

HDD無し(外付けHDD)。

 

 

困ったこと

1.LinuxLinux-firmwareなどのパッケージインストール時にエラーが出る

試行錯誤していたせいで何度かインストールをやり直したため、Linuxのダウンロードも何度も行っていました。

しかし、その際に何度かエラーが出ました。

 

その場合、ネットワークに接続しているかを確認してください。

ping archlinux.jp」と入力してEnterキーを押し、一定間隔でなんか文字が表示されたら接続できています。
終了する際は、Ctrlキーを押しながらCキーを押してください。


それでダメだった場合は、起動し直してパーテーション設定やフォーマット、マウントをやり直してください。

私の環境ではこれで問題なくインストールできるようになりました。

 

 

2.ブートローダーのインストールができない(UEFI)

先程も書いた通り、今回はUEFIという起動方法でインストールしようとしています。

 

Linuxをインストールする際、ブートローダーというOSを起動するものをインストールするのですが、これの自動設定書き込みを行った時に対応していませんというメッセージとエラーが出てしまい、うまく行きませんでした。

 

なんだよ対応してないって。

そう思って色々見直していたら、なんと起動設定がUEFIではなくBIOS起動になっていました。

 

これでは対応してないって言われますね。

これに気が付かず大量の時間を浪費してしまい、腰を壊してしまいました。

皆さんは気をつけましょう。

 

 

3.日本語入力環境が作れない

日本語入力するには、fcitxやibusなどの入力システムを管理するシステム? とmozcなどの入力システム? をインストールします。

よく紹介されているのが、

・fcitx + fcitx-mozc

・fcitx5 + fcitx5-mozc

ibus + mozc

だと思われます。

 

しかし、私の環境では、ibus + mozcで正常に動作させることができませんでした。

設定してもエラーが出て設定が反映されませんでした。

そのため、ibusでインストールするのをやめてしまい、fcitx5 + fcitx5-mozcをインストールしました。

 

あと、UIを日本語にしないと日本語入力ができないという情報を見つけました。

日本語にしていない方は先に試してください。

ちなみに私の環境では、日本語化をしてもibus + mozcの問題は解消されませんでした。

 

それと、UIの日本語化を先にやり忘れていたせいか覚えていないのですが、fcitx + fcitx-mozcでmozcを追加できませんでした。

日本語化を先に済ませていれば正常動作するかもしれませんが、もし正常動作しない場合は、fcitx5を試してみてください。

 

ちなみに、fcitx5はfcitxと競合してしまい、fcitxをインストール済みだとfcitx5をインストールできなかった記憶があります。

そのため、fcitxとそれに関係あるものを全てアンインストールしてからfcitx5をインストールしましょう。

 

 

4.アイコンが表示されない

私は、Lubuntuと同じLXQtというデスクトップ環境をインストールしたのですが、フォルダーなどのアイコンが表示されません。

LXQtの設定に外見設定でアイコンテーマということ項目があったので、テーマを選択して適応したらファイルなどのアイコンが表示されました。

 

それと、画像ビュアーなどのソフトでもアイコンが表示されていませんでした。

どこを押せば次の画像を表示するかなどがわからないので不便です。

そのため、別のソフトをインストールしました。

ただ、アイコンテーマ設定前に確認したため、もしかしたらアイコンテーマ設定後は表示されるようになっているかもしれません。

 

 

5.テキストが編集できない

基本的にそのファイルを開けるアプリケーションをインストールすれば対応できます。

画像ビュアーが最初からインストールされていたので他のファイルを開くソフトもあるんじゃないかと思ってしまったのですが、メモ帳なのどソフトはインストールされていません。インストールしましょう。

 

インストール後は、ファイルにカーソルを合わせて右クリックし、アプリケーションで開くを選択したあとに使いたいソフトを選びましょう。

 

 

6.音が出ない

PulseAudio音量調節で出力先を確認してください。

インストールされていない場合はインストールしてください。

 

 

7.GUI環境構築後sudoコマンドが使えなくなった

ターミナルで「su」と入力したあとにパスワードを入力すればrootユーザーと同じ権限を得られるので、それで実行できるようになります。

「exit」と入力すると、権限を手放せます。

この方法が良いのか悪いのかはわかりませんが、悪いと思う方は対処法を調べてみてください。確か何かしらの設定を書き換えたら使えるようになった気がします。

 

 

8.Audacityが使えない

前回(その23)を見てもらうとわかると思うのですが、私はMSXのプログラムをAudacityという波形編集ソフトで録音し、.wavファイルとして保存しています。

melolololon.hatenablog.com

Arch Linuxでもインストールして録音しようとしたのですが、録音はしてくれないし画面はバグるわでまともに使えませんでした。

 

Arch Linux wikiで代わりになるソフトを探していたところ、Kwaveというソフトを見つけました。

インストールして使ってみたのですが、ちゃんと録音でき、.wavで出力もできたのでよかったです。

 

 

9.パーテーションの縮小(末端のパーテーション)

現在sda1にEFI関連、2に本体、3にswapとインストール、最後にhomeとなるようにパーテーションを分けています。

その後ddコマンドで別ドライブにコピーするために別ドライブで起動したOSでターミナルを開き、cfdiskでパーテーションを縮小したのですが、起動できなくなりました。(サイズを戻したら起動する状態です。)

おそらく何かしらの処理が抜けているんだと思われます。

 

その後、試しにcfdiskではなくgpartedでパーテーションの縮小を行った結果、無事起動し、縮小した結果も反映されていました。

 

とにかく手っ取り早く縮小したい場合は、gpartedに任せるのがいいかもしれませんね。

 

 

まとめ

皆さんは、私のように腰を壊さないようにしてください。

では、良いArch Linuxライフを!