適当に色々書くブログ

曜日不定12時半投稿。2000年生まれのゲーム好きが適当に色々書きます。

適当に色々書く記事その23 MSXのプログラムをPCに保存する環境を用意する その3(最終回)

こんにちは。

 

前回はお恥ずかしいミスをして失態を晒してしまいましたが、今回は気を取り直してPCに保存できるようにしていきます。

 

まずは、作ったケーブルを見てみましょう。

f:id:melolololon2000:20230822023516j:image

 

DIN8ピン(MSXに差し込む側)の音声が出る部分に黄色、入る部分に赤、GNDに黒を繋いでいます。計3本の線で成り立っています。

 

そして、真ん中で切断したオスオスのオーディオケーブルの片方に黄色を、もう片方に赤を繋いでいます。更に、オーディオケーブルのGND(被覆に包まれてない線)を黒に繋ぎます。

そして、黄色が繋がっているオーディオケーブルの端子をライン端子に、赤をスピーカー端子へと繋ぎます。

 

ここで注意。

赤をオーディオケーブルのR側に繋いだ場合、黄色もR側に繋いでください。

そうしないと、R側にしか音声が無いのに、L側の音声(無音)を出力してしまったりします。

 

繋ぎ終わったら、Audacityを起動します。

使い方は、赤丸で録音、右向きの三角で再生です。

 

録音する前に、オーディオ設定を見ておきましょう。

再生デバイスをスピーカー(またはヘッドホン)、録音デバイスをライン入力に変更してください。

それに加え、両方の音量を最大まで上げてください。

 

あとは、MSXにDIN8ピンを差し込んでcsaveコマンドを打ち込み、赤丸をクリックした後RETURNキーを押します。

 

上手くいっていれば、このように波形が表示されます。

f:id:melolololon2000:20230822215227j:image

 

上手くいかなかった場合は、音量やケーブルを確認しましょう。

 

次に、MSXで読み込みます。

cloadコマンドを打ち込み、RETURNキーを押します。

その後、再生ボタンを押します。

 

何故かファイル名の最後の方の文字が消えてしまっていますが、現在原因は不明です。

 

読み込めたらlistで表示してみましょう。

 

上手く読み込めない時は、音量を上げて保存し直してみてください。

 

最後に、WAVにエクスポートして管理、配布できるようにしましょう。

左上のファイルをクリックし、エクスポートにカーソルを合わせた後、WAVとしてエクスポートをクリックします。

f:id:melolololon2000:20230822215238j:image

 

その後、名前を付けてエクスポートします。

完了したら開いて読み込んでみましょう。

先ほどと同じようにcloadを実行し、再生します。

上手くいかない場合は、再生ソフトの音量を確認しましょう。

 

読み込めたら、PCを使って読み書きする環境の完成です。

 

もしかしたら保存失敗、なんてこともあるかもしれないので、上書きせずにこまめにファイル分けしましょう。

管理が面倒だったりHDD、SSDが壊れて消えたら嫌だなって方はバージョン管理ツールを使いましょう。公開も楽になりますしね。

 

 

夏休みの5日ほどを使ってMSX(HB-101)の修理とプログラムを保存する環境を作ってみましたが、とても楽しかったです。

MSXをお持ちの方は、このような環境を作り、再びプログラミングしてみませんか?

お持ちでない方は、私のように購入し、環境を作ってプログラミングしてみませんか?

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おまけ

今年の3月にベルトレスのFDDが発売されたみたいです。お値段約3万円。

www.akihabara-beep.com