適当に色々書くブログ

曜日不定12時半投稿。2000年生まれのゲーム好きが適当に色々書きます。

適当に色々書く記事その28 様々なディストリビューションを試してみました

こんにちは。

最近色々なディストリビューションを試してみたので、それぞれの感想を書いてみたいと思います。

 

あくまで初心者が使ってみた感想を書いているだけなので、事実と異なる場合があります。

 

 

ディストリビューションとは

ディストリビューション

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簡単に言うとOSのプログラムに各団体(個人もいる?)がソフトやデスクトップ環境(デスクトップ環境とは、デスクトップのレイアウトの種類だと思ってもらえればいいです)をまとめて配布している物です。

 

基本的に無料でダウンロードしてインストールできます。

中にはWindowsXP並みに軽量だったり32bitのCPUでも動作するディストリビューションもあるので、古いPCを再利用したりすることもできます。

 

 

Ubuntu

バージョン 2022年後半くらいのバージョン

 

有名なディストリビューションですが、私はデスクトップ環境の方はあまり使っていません。主に学校の授業でWSL2(WindowsLinuxを動かせるやつ)でサーバー構築する際に使いました。

 

日本語Remixというやつをダウンロードすれば特に面倒な設定なく日本語環境を構築できるので、めんどくさがりな方におすすめです。

 

しかし、Windowsとデスクトップ環境が少し違うため、慣れないとWindowsユーザーは使いにくいと感じるかもしれません。

Windowsでいうスタートが左下にないと嫌だという方にはLubuntuをおすすめします。

 

 

Lubuntu

バージョン 2023年10月の最新バージョン

 

個人的にWindows慣れしている方に勧めたいディストリビューションNo.1です。

 

LXQtというデスクトップ環境が軽いし使いやすくていいですね。

あとなにより背景のクラゲが可愛いこと可愛いこと。

 

漢字などの入力が最初からできれば更に初心者に勧めやすいOSになると思います。(ちなみにほとんどのディストリビューションが最初からできないので今後はこのデメリットを省略します)

 

悩んだらとりあえずこれってレベルでおすすめです。

 

 

antiX

バージョン antiX23

 

とにかく軽いです。

 

OSのメモリ使用量が200MBとかなので古いPCに使えると思います。

デスクトップ環境もWindowsに近いです。

あと32bitに対応しています。

 

現在はArch Linuxを使っていて、その前はそこそこ使っていたのですが、自分の環境では音声が出ない時があったりYouTubeの動画が再生できなくなる不具合があり、使うのをやめてしまいました。

あと、設定を変えないとシングルクリックでファイルを開いたり、右クリックで新規ファイルを作ることができないので手間がかかります。

 

この辺がどうにかなればLubuntuと同じおすすめなOSになると思います。

 

2023/11/27 追記

最近実機、仮想環境にインストールしたところ、どちらもGRUB(Linuxを起動させるやつ)のインストールに失敗して起動できませんでした。現在原因不明。

 

 

Arch Linux

バージョン 2023年9月最新バージョン→その後2023年10月の最新バージョンへ更新

 

私の腰を破壊したディストリビューション。(現在は治りました)

現在はサブPCに入れて使っています。

 

とにかくインストールが面倒です。その後の入力関係の設定もちょっと面倒です。

でも最近はインストーラーを自分で用意すれば楽になるとか。私はどのくらい難しいか気になり手動でインストールしました。

 

メモリ使用量は600MBと少なく、起動が早いです。(SSDの読み込み速度は300MB/sでした)

自分はまだちゃんと体感できてませんが、更新やインストールの速度も早いらしいです。

また、ほぼ何もない状態でインストールを開始するので、無駄なものが一切ありません。

それと、ローリングリリースという方式で更新していくので、WindowsXPやら7やら10みたいな大きな更新はなく、ちまちま更新されています。

ローリングリリースではないディストリビューションでは大きな更新があるごとにインストールをし直すらしいのですが、Arch Linuxでは必要ありません。おそらく。

 

難しいと聞いて興味を持った方や、ごちゃごちゃした環境が嫌な方は試してみてはいかがでしょうか?

 

 

Slackware

バージョン Slackware15.0 VirtualBox7.0

 

仮想環境でインストールした&インストールしたばかりでほとんど使っていないので、正確なことが書けないかもしれません。

 

インストールは簡単でした。デスクトップ環境はkdeにしました。

調べた感じ、Arch linuxと違い、インストール後の運用が難しいらしい。(パッケージの競合を自分で解決しないといけないらしい)

でも今はslackpkgで楽々管理できるとか。

 

インストールして日本語化し、30分ほどしか使っていないので正直あんまりわかりません。

ただ、仮想環境だからなのかブラウザの動作が重いような......。メモリやCPUの割り当てがおかしいわけではないと思うんですけどね......。

 

あと、仮想環境実行後に普通は項目を選び、Enterキーを押してOSを起動するのですが、なぜか反応しません。そのため、通常の2倍くらい起動に時間がかかっています。

(仮想環境でインストールする2日くらい前に物理マシンにインストールしたのですが、このような不具合は起こりませんでした)

 

画像のようになってしまっていて、Enterを押して一定時間待つor一定時間待ってからEnterを押すとと起動します。

 

それと、UEFIブート(OSの起動方法)で起動できませんでした。

あと、物理マシンにインストールした際に1度外付けSSDにインストールしたのですが、起動できませんでした。

何かしらの設定が必要なのか、PCが古くBIOSブートで起動したのが悪かったのかはわかりませんが、とりあえず私の環境ではインストールできませんでした。(内蔵HDDにインストールした際には起動しました)

 

 

2023/10/25 追記

sudo slackpkg upgrade-allでパッケージを更新したら起動しなくなりました。

原因は現在不明です。競合起こしてるとかかな?

 

2023/10/28 追記

再度実機でインストールしてみました。

更新後起動はしたのですが、ログイン時にキーボードが一切反応しなくて起動できませんでした。

今の知識で解決するのは難しそうなので、いったん諦めることにします。

その代わり、Absolute Linuxをインストールしてみます。

 

ちなみに、UEFIで起動してる人はカーネルの更新があった場合更新後にvmlinuzというファイルをEFIフォルダ内のSlackwareディレクトリ内にコピーしないといけないみたいです。(私の環境と同じBIOSブートしてる環境では必要ないっぽい(LILOの設定ファイル見たらちゃんとパス指定してあった))

UEFIで起動してる人は気を付けましょう。

 

コピーを忘れた場合は、何かしらのディストリビューションの起動ディスクかUSBを用意して、

mount /dev/Slackwareがインストールされてるディスクとパーテーション(sda2とかああいうやつ) /mnt

コマンドを実行してマウント(読み書き許可みたいなもん)した後にcpでコピーしてください。

 

 

2023/10/28 追記2

その29でも書いたのですが、GUI環境でログインできるようにしたところ無事ログインできるようになりました。

 

 

2023/11/19 追記

別PCでインストールしたものを仮想ディスクにコピーして起動したら更新した後でも起動はできたのですが、パスワードを入力しても再びパスワード入力を求められてしまいました。何度も入力して試したのですが、ログインできませんでした。

Slackwareは仮想環境で使わず実機で使うのが良さそうですね。

 

 

openSUSE 2023/11/27追加

インストールがめちゃくちゃ楽で、最初から日本語を入力することができます。

しかし、OBSの対応が非公式なので、動作が安定しているかどうかはわかりません。

OBSを使って録画や配信をするつもりがない、デスクトップ環境がGNOMEでなくてもいいという方には一番お勧めできるかなって感じです。

 

 

その他

FedoraとBodhi Linuxはデスクトップ環境が合わずほとんど使いませんでした。

Fedoraは見た目はMacに近いんじゃないかと思います。Mac使ったこと無いから知りませんが。

 

 

まとめ

個人的には、

Windowsと似たような環境がいい。軽いほうが良い。→Lubuntu

・楽したい。→UbuntuopenSUSE

・邪魔なアプリは入れたくない。→Arch Linuxまたはその派生。

がいいんじゃないかと思いました。